さやえんどう
旬:春(4月から5月)
春の訪れにふさわしい、緑が鮮やかなさやえんどう。さやえんどうには「きぬさや」「スナップエンドウ」「さとうさや」などの品種があります。江戸時代頃から、さやごと食べる野菜として栽培されるようになりました。
妊娠中の「さやえんどう」効果
免疫力アップ | 豊富なビタミンCは、風邪やおりもののトラブルなど感染症を予防します。 |
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抗酸化作用 | 体内でビタミンAに変わるβカロテンが豊富で、妊娠すると弱くなりやすい皮膚や粘膜を強くします。 |
貧血予防 | 貧血に有効な鉄分や葉酸、ビタミンCを豊富に含みます。ビタミンCは鉄分の吸収を助けます。 |
カルシウム吸収作用 | 豆の部分に含まれる必須アミノ酸のリジンは、身体の成長や修復に関わり、カルシウムの吸収を促進します。 |
疲労回復 | 糖質をエネルギーに変えるビタミンB1が疲労回復を促します。ニンニクやネギ類に含まれるアリシンと食べ合わせるとスタミナ増強も期待できます。 |
効果には個人差があります。
調理例
おまめのサラダ
春の訪れを感じさせる彩り鮮やかな豆サラダ。簡単な自家製ドレッシングは、旬の野菜の旨味を引き立たせます。
材料
さやえんどう (今回はスナップエンドウ) | 120g |
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そら豆 | 6さや |
アスパラガス | 3本 |
ミニトマト | 適量 |
ツナ | 1缶 |
自家製玉葱ドレッシング | |
レッドオニオン | 1/2個 |
オリーブオイル | 大さじ3 |
お酢 | 大さじ3 |
塩 | 少々 |
胡椒 | 少々 |
作り方
- スナップエンドウの筋をとり、そら豆をさやから出します。
- 沸騰したお湯に塩を適量入れ、スナップエンドウとそら豆、アスパラガスを4分ほど茹でます。
- 湯を切り、水で冷まします。
- オリーブオイルとお酢、塩胡椒をよく混ぜ(乳化)、そこにみじん切りにしたレッドオニオンを和えると自家製ドレッシングが出来上がります。
- 自家製ドレッシングと、スナップエンドウ、皮むきそら豆、アスパラガス、ミニトマト、ツナを和えたら、出来上がり。
メモ
さやえんどうは、色が鮮やかで全体にハリがあり、みずみずしいものが新鮮です。
ビタミンB1は水に溶けやすいため、短時間で茹でましょう。
おまけ
スナップエンドウは、さやが厚く、豆がぷくぷくして存在感があります。採れたてはトウモロコシのように甘いため、和え物や炒め物に最適です。